お知らせ

「高知市共通アセスメント様式」作成のお知らせと活用のお願い

2000年に介護保険が施行され、今日に至るまで、介護支援専門員のケアマネジメントの質の向上は常に課題として取り上げられてきました。実際のケアプランの中には、利用者の解決すべき課題が不明確なものや、利用者不在でサービス利用が目的となっているものを見かけることも少なくありませんでした。

そこで、高知市居宅介護支援事業所協議会では、令和4年度に人材育成委員会を立ち上げ、高知市基幹型地域包括支援センターと協働し、沖縄県介護支援専門員協会作成「沖縄県版共通アセスメントシート」をもとに「高知市共通アセスメント様式」を作成しました。

このアセスメントツール作成の趣旨は、介護支援専門員がケアマネジメントに必要となる情報を等しく収集し、抽出した生活課題を分析し、将来を見据えたケアマネジメントが適切に実施できるよう、ケアマネジメントの質を補完し、業務負担を軽減するためのツールとして作成したものです。

また、介護支援専門員の日常業務のみならず、介護支援専門員への指導、育成の場においても、ICFの視点に基づくアセスメント力向上、抽出した課題の分析力向上が期待でき、『目指すその人らしい生活』の支援を、自己流でなく共通した考え方で取り組むことができるツールとして、実践でご活用していただければと考えます。

高知市居宅介護支援事業所協議会 人材育成委員会

>>>>>詳細はこちらから